2015-07-08
2015_歴舟川_report
——————————————————————————————————
飛び豆キャラバン最後のツアー。2泊3日の川旅の始まりは、支流の『ヌビナイ川』から、始まります。太陽の日差しが降り注ぐ中透明度の高い水の上に浮かびます。只々、浮かんでいるだけで、気持ちの良いロケーション。緑の深い森の中を蛇行しながら細〜く流れる渓流。水中まで、太陽の光が差し込みます。
支流の『ヌビナイ川』から、本流の『歴舟川』に合流します。途端に川幅も広がり、景色も一変します。空が大きくなり、視界がぐっと広がりました。夕方には、ベースキャンプになる川原に付き、皆んなで焚き火で夕ごはんを作ります。今日下った、川の話しに華が咲き、明日の川旅に思いを馳せます。焚き火の火を見ながら、夜はゆっくりふけていきます。そして、北海道の朝はとっても早いです。丑三つ時を過ぎると少し空が白けていきます。
空が白けてきたら、昨日の置き火に流木を足して火を起します。モーニングコーヒーを淹れたら、朝御飯を作ります。朝ののんびりした時間を満喫したら、今日の川旅へ出発します。キャンプ道具をすべて片付けてカヌーに積み込みます。5挺のカヌーに荷物を分配し、すべての荷物を積み込んで出発します。今日は、歴舟川の河口、そして海まで旅をします。
若いオジロワシを見上げながら、森の息吹を水の上から感じます。右に左に分水していく、歴舟川。どっちかな〜。自分の乗っている水と相談しながら、自分達の下るコースを決めていきます。
途中、別れたカヌーとも最後は、海の手前でお久しぶりに合流〜!!というハプニングもありながら。増水すると一気に海まで流れ切る歴舟川。水が増えた形跡と抉れた川辺を見上げながら。生きている川を感じることができますね。
途中、別れたカヌーとも最後は、海の手前でお久しぶりに合流〜!!というハプニングもありながら。増水すると一気に海まで流れ切る歴舟川。水が増えた形跡と抉れた川辺を見上げながら。生きている川を感じることができますね。
段々、潮の香りが強くなります。川辺は、まだまだ森の中。回りの林なのに、海の雰囲気を感じる不思議な川。段々と、川底の岩も小さくなり、砂砂利が増えてきます。川は、海と繋がっている。すべての川は、山から海を繋ぐ脈ですが、海に出るまで、川幅が極端に変わらず、河口に街の無い川は珍しいですね。歴舟川。
海のさざ波の音が聴こえて来ました。潮の香りは、一層海を感じさせます。もうそろそろ河口が近づいてきました。早る気持ちを抑えつつ、水量の少ない歴船川をゆっくり流れます。海の直前で上陸し、海を望みに砂丘を上ります。
『ざっぱ〜ん!』『海だぁ〜〜』の一言しか出ませんでしたね。
『ざっぱ〜ん!』『海だぁ〜〜』の一言しか出ませんでしたね。
関連記事
関連記事はありません